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動画配信のDRM(デジタル著作権管理)とは?DRMの機能と不正利用防止の基本

作成:2020/12/24 更新:2020/12/24

動画配信

インターネット上で会員限定で動画を配信したい、デジタルコンテンツの販売を検討している、また、社内向けに研修用動画を流したいなど、ビジネスで動画コンテンツの配信を行おうとする動きは企業・個人、規模の大小に関わらず年々増加しています。

その際、せっかく作成した動画コンテンツが勝手にダウンロードされたり、Youtubeなどの動画投稿サイトに無断転載されてしまったら…。それは個人ならば収入の減少に、企業ならば販売促進の機会や信用問題に発展するなど、大きな損失につながる可能性があります。

その様なことが起こらないようにするために、動画コンテンツ配信を行うにあたって、しっかりと理解をしておかないといけないもの、それが「DRM」です。

映像におけるDRMとはどのようなものか?

DRMとは、日本語でデジタル著作権管理のことを意味し、Digital Rights Managementの頭文字をとったものです。具体的には、音楽・動画・画像などのデジタルコンテンツに対し、暗号化などを施して、違法コピーや流出を防ぐ著作権の管理技術の事です。
インターネット上での動画コンテンツ配信においては、Google Chrome/Mozilla Firefox®/Android™のブラウザに対応するGoogle Widevine、Safari/iPhoneのブラウザに対応するApple fairplay、Microsoft® Internet Explorer®/Microsoft® Edge®のブラウザに対応するMicrosoft® Playreadyが主要3社と言われています。これらのDRMは各社それぞれのフォーマットに対応したデータの暗号化を行い、不正コピーや違法にダウンロードした動画コンテンツのデータは、再生自体が不可能となります。

しかし、動画コンテンツを配信するにあたって、忘れてはいけないのは視聴者の事です。視聴者が、どのような環境で動画コンテンツを閲覧するかは視聴者の自由であり、「このブラウザで無いと視聴ができない」という制限を作れば、顧客の取りこぼしに繋がり、損失となってしまう可能性があります。
そのため、日本および全世界でのブラウザシェアで高順位を占めるブラウザに対応した、この三社のDRMを使用することが肝要となります。
当社のadmintTV、admintTV Bizはこの主要三社のDRMフォーマットに対応した動画コンテンツの配信をサポートしております。万全と言っても過言ではないセキュリティの元、動画コンテンツの配信を行いたいなら、DRMは必須と言えましょう。

一般的なコンテンツ不正コピー防止策-DRM以外もある?

では、DRM以外には、どのような不正コピーを防ぐ方法があるのでしょうか。
ここでは、DRM以外の代表的な不正コピー防止策をまとめました。

暗号化配信

動画そのものを暗号化し、再生時に暗号を解除しなければ視聴できないようにする仕組みです。仮に動画コンテンツのデータをコピーしても、復号キーがなければ、暗号化されているため再生することができません。
当社のadmintTV、admintTV Bizでは、HLS(HTTP Live Streaming:データを細分化する方式)とAES-128(AES:2020年時点、アメリカで標準として採用されている暗号化の方式。データをバラバラにする)でお客さまの動画コンテンツを不法な再生から守ります。

ワンタイムURL

動画コンテンツのデータを呼び出すのに有効なURLを一定期間だけ生成し、時間限定・再生回数限定で動画コンテンツ再生のリクエストを受け付ける配信のことを言います。既定の制限を過ぎたらそのURLは無効となり、動画の視聴やダウンロードができなくなるため、不正なアクセスや拡散を抑制します。しかし、URLが変更されるまでの制限範囲内であれば、視聴やダウンロードは可能となってしまう場合もあります。

ドメイン制限

指定されたドメイン(インターネット上の住所)のみでしか動画を視聴できなくする制限方法です。動画を再生するためのプレイヤーが、特定のドメインのWebサイト上にないと動画コンテンツの再生ができません。指定ドメイン以外のサイトに動画プレイヤーを転載しても視聴できないなどの制限をかけることができ、別のWebサイトに転載されるなどの意図しない拡散を防止できます。

IP制限

指定されたIPアドレスの元でのみでしか動画を視聴できないようにする制限方法です。主に企業内での動画コンテンツの共有に使われます。社内セミナーや、eラーニング、機密情報など、社内のネットワークを使う時に利用されています。

動画コンテンツ販売ビジネスならDRMは必須

動画コンテンツの不正コピーに関しては、前述したように様々な防止対応策があります。その様な状況下でも動画配信システムにDRMを導入する必要は果たしてあるのでしょうか?
先に結論を申し上げると、DRMは重要性・機密性が高い動画コンテンツを扱う場合に必須といえます。
しかし、無料で配信するセミナー動画などであれば、DRMのコストに見合ったメリットがあまり無く、そのようなケースならば無理にDRMを施す必要はないと考えられます。(※セミナーの目的などにもよります)
また、完全に動画コンテンツのコピーを排除するということは厳密に言うと不可能です。どれだけ厳重に不正コピー対策を行っても、動画コンテンツが流れている画面そのものをカメラで撮影したり、録画されることは防ぐ事はできません。そのため、動画コンテンツの重要度や、自社の予算に見合った保護方法を採用することが大切です。

ですが、特に重要性・機密性の高い動画コンテンツ、映画や人気番組、動画配信者独自のノウハウを公開販売するなどの場合にはDRMの利用は必須といえます。
DRMは単にデータを暗号化して転送するだけではなく、再生する権利のあるユーザーとその再生端末のみで再生できるようにするのです。DRMでは、視聴者が動画コンテンツを再生する際に、再生端末側は動画コンテンツを再生するためのキーをサーバ側に要求し、サーバはその端末が動画コンテンツ再生の権限を持っているかを判断します。その上で暗号化された動画コンテンツのキーを端末側にライセンスと共に渡すことで初めて端末が動画コンテンツを再生できるようになるのです(記述すると長いですが、瞬時に行われています)。
このように、DRMは複雑な工程を経て配信に至るため、通常の暗号化配信などの防止策と比べると、動画コンテンツの機密性をより高くすることができるのです。

デジタルクルーズのDRMは万全のセキュリティ

当社デジタルクルーズのadmintTV 、admintTV Bizの配信プラットフォームは、Widevine、fairplay、Playreadyの、主要三社のDRMフォーマットに対応したパッケージング(動画データの暗号化)と配信をサポートしているため、セキュリティは万全と言っても過言ではありません。
お客さまにとって、動画コンテンツは財産と言えるものです。「安心・安全な配信ができてこその、動画コンテンツ配信システム」という考えのもとにadmintTV、admintTV Bizは開発されています。だから、VODやLIVE配信など、どんな状況でも、admintTV、admintTV BizのDRMはお客さまの大切なコンテンツを、世界最高レベルのセキュリティで不正コピーや違法ダウンロードから守ります。
それでは先にも書きましたが、次の項で当社デジタルクルーズの動画配信サービスで対応している主要三社のDRMを改めてご説明しましょう。

・Widevine、fairplay、Playreadyの、主要三社のDRMフォーマットに対応
DRMには実はたくさんの方式が存在します。テレビのデジタル放送のためのものや、CDや音楽配信のためのものなどさまざまです。動画配信の分野では、以下のようなものがあります。
●Google Widevine ●Microsoft PlayReady ●Adobe PrimeTime ●Marlin ●OMA ●DivX DR ●Apple FairPlay

その中でも主要と言われる三社のDRMフォーマットの説明しましょう。
■Google Widevine
Google Widevineは、パソコンでの視聴の場合、Google Chrome、Mozilla Firefox®に、携帯電話などでの視聴の場合はAndroid™のブラウザに対応しているDRMになります。Google WidevineのDRMは、Silverlight(Webブラウザ上で動画コンテンツや音楽を視聴できるMicrosoft社のソフト)などのプラグインが利用できないブラウザへのDRM配信が可能となります。

■Microsoft® PlayReady
Microsoft® PlayReadyは、パソコンでの視聴の場合Microsoft® Internet Explorer®/Microsoft® Edge®のブラウザに対応するDRMです。古いブラウザだとSilverlightで動作し、Internet Explorerの最新バージョンやMicrosoft EdgeではHTML5(Flashなど動画コンテンツを視聴するためのプラグインを使わずに、視聴できる仕組み)で動作します。

■Apple FairPlay
Apple FairPlayは、パソコンでの視聴の場合Safariに、携帯電話などでの視聴の場合はiPhoneのブラウザに対応するAppleのQuickTimeマルチメディア技術に内蔵されたDRMです。

これら主要三社のDRMは、視聴者の視聴環境に紐づいています。お持ちの動画コンテンツを視聴者がどのような環境で閲覧するかは視聴者次第。ですが、この三社のDRMに対応していれば、ほぼ全ての視聴環境を網羅したと言っても良いのではないでしょうか。
ですが、DRMはライセンス費用を要する場合が多く、実装するにも技術的な面含め、なかなかに大変です。しかし、手間とコストがかかるだけあって、高度なセキュリティ対策が必要な有料販売のための映像や機密情報をはらんだコンテンツなどの配信にあたっては、その動画コンテンツの保護において高い効果が期待できます。
そんなDRMをご自分たちで実装・運用したいけれど難しくてどうして良いのかわからない、という場合には、当社デジタルクルーズの提供する動画配信プラットフォームadmintTV、 admintTV Bizのように、DRMに対応できるサービスもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

admintTV・admintTV Bizの特長

admintTVでは、動画コンテンツのエンコード(容量の圧縮・再生形式の変換)に始まり、プラグインを入れずに視聴ができるHTML5プレイヤーと連携した動画コンテンツの作成、コンテンツ配信ネットワーク、強固なDRMが特長です。さらに、PCやモバイルなど様々な機器で動画の視聴ができるマルチデバイス視聴、コンテンツの運用管理がワンストップで可能にしました。admintTVは、動画コンテンツ配信を安全に簡単におこなえる、クラウド型動画コンテンツ配信プラットフォームです。

admintTV Bizは、 動画配信プラットフォームのadmintTVに、動画コンテンツの販売を可能とする動画ポータル構築機能を加えたサービスです。お客さまのビジネスの目的や、動画コンテンツの特性に合わせて視聴の制限も自由に設定できるほか、さまざまなサービス展開に柔軟に対応。操作性に優れたCMSパッケージで、短期間でのサービス立ち上げ・動画コンテンツ配信・サイト運用がスムーズにでき、決済機能との連携で収益化を実現します。

admintTV Bizをご利用いただくことにより、動画コンテンツ(VOD/LIVE)を販売するための 動画ポータルサイト(視聴者が閲覧するフロントサイト)を、キーボード入力だけで構築することが可能です。 また、主要3種のDRM(デジタル著作権管理)のサポートやスマホアプリ(Biz標準版)の ご利用などで、安全かつ利便性に優れたコンテンツ販売事業を短期間で構築できます。

お問い合わせ

今回ご紹介した、動画コンテンツにおけるDRMの役割、いかがでしたでしょうか。DRMの重要性はご認識いただけたのではないかと思います。とはいえ、専門的な話であることは間違いなく、普段から身近なものでは無い企業様にとっては、DRMは対応させたくとも、どうすれば良いか判断が難しいかもしれません。その場合には動画コンテンツ配信にあたりDRMを取り扱っている動画配信プラットフォーム提供企業に相談してみることをおすすめします。

admintTV・admintTV Bizでは、動画コンテンツ配信に特化したサービスのご提供を行っています。「動画コンテンツ配信事業を始めたい」と思い立ったら、まずは、当社デジタルクルーズにどうぞ。お問い合わせは無料ですので、お気軽にご相談ください。

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